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2つのアクティブラーニング【効率的勉強法のポイント】

効率的な勉強法には、共通したたったひとつのポイントがあるんです。
それが、「アクティブラーニング」です。
アクティブラーニングとは、能動的に勉強すること。授業を聞いてノートを取るような受動的な勉強方法ではなく、自ら進んで頭を使いつつ学ぼうということです。
以下では、アクティブラーニング化する2つの方法についてまとめました。
- 想起
- 再言語化
想起
想起とは、思い出すことです。
じつは、脳は思い出す作業の直後に最も活性化するんですね。
想起のテクニックとして、下記の3つがあります。
- クイズ化
- 分散学習
- チャンク化
クイズ化
覚えたい情報をクイズにして、覚えているかどうか確かめながら進めるというテクニックです。
たとえばテキストを読んでいて覚えたいページがあったら、本を一旦閉じてクイズ化し、答えをがんばって思い出してみましょう。
やってみるとわかると思いますが、読んだ直後のページでも意外と思い出すのが難しいです。
分散学習
復習の間隔を少しずつ伸ばして記憶の定着を図る勉強法のことです。
本書では、簡単な分散学習の方法として2×2ルールを紹介していました。もっと細かく分ける方法もありますが、さわりとしてはこれが気軽で取り組みやすいと思います。
- 最初の復習は2日後に行う
- 2回目の復習は2週間後に行う
- 3回目の復習は2ヶ月後に行う
チャンク化
チャンク化とは、バラバラな情報を意味のあるグループに整理して、頭に入りやすくするテクニックです。
たとえば、「運動」「食事」「瞑想」は一見何の関連もないバラバラな情報ですが、「不安対策」というラベルでひとくくりにすることができます。
再言語化
再言語化とは、難しいアイデアや用語を自分の言葉で言い換えて覚えやすくするテクニックです。
下記の3つのテクニックがあります。
- 自己解説
- ティーチング・テクニック
- イメージング
自己解説
学んだ内容を自問自答して理解を深めていくテクニックです。
復習の時に使ってみると、「わかったつもり」を防ぐことができます。
具体的には、下記の3ステップが使えます。
- 学びたい内容を箇条書きでリスト化する
- リスト化した内容についてWhy(なぜ)、How(どのように)と問いかける
- ステップ2の答えを紙に書き出し、正しいかどうか確認する
ティーチング・テクニック
勉強した内容を他人に説明するテクニックです。
実際に人に教えなくとも、教えるつもりで学ぶだけでも効果が違ってくるといいます。
子供が理解できるレベルで説明できることができれば、かなり理解できていると言えるはずです。
イメージング
何らかの場面を思い浮かべて学習を促進するテクニックです。
他人と架空の議論をすることを想像したり、「もし友人だったらどうするか?」と他人の視点から問題を眺めてみたりすると理解が深まるというものです。
個人的には、いままで紹介してきたテクニックの中で一番難しいと思います。
勉強前のテクニック【戦略的に学ぶ方法】

アクティブラーニングを行うことは重要です。が、それと同時に勉強前・勉強後にも行うべきことがあるのです。
本書では勉強前のテクニックとして7つ挙げていましたが、ここでは個人的に特に使いたいと感じたものを3つだけ厳選してまとめました。
知っていることを書き出す
新しいことを学ぶのは難しいですよね。知らないことが多すぎて、挫折してしまったことがあるという人は少なくないと思います。
そんな時におすすめなのがこの「知っていることを事前に書き出す」というものです。
これから学ぶ内容に少しでも関連する知識を書き出してみると、元々ある知識と学んだ知識が結びつき、頭に入りやすくなります。
好奇心を刺激する
人間の脳の性質的に、好奇心を刺激すると記憶に残りやすくなります。
その性質を応用したテクニックなのですが、好奇心の刺激される体験した直後に勉強に取り掛かると、効果的に勉強できるんです。
たとえば勉強前にミステリー小説を読んで好奇心を刺激すると、その後に行う勉強まで好奇心の恩恵を受けられるというわけですね。
戦略的にリソースを利用する
勉強も戦略的に行うことが大事です。
実際に学ぶ前に、「何を学ぶべきか?」を考えると良いということですね。
- どのような成果が欲しいのか?
- その成果はどのくらい重要か?
- その成果を出す自信はどのくらいか?
- 発生しそうな問題は何か?
- その問題を解決できそうな記事・本はどれか?
- なぜその記事・本が良いと感じたか?
- その記事・本をどう活かそうとしているか?
このあたりを書き出しておくと戦略的な学びができるはずです。
勉強後には脳を使わない活動を行うべし

勉強して知識を蓄えたら、その知識を「使える知識」へと変えていくことが大事です。
そのために、勉強後には「脳を使わない活動」を行うべきです。
その理由は、人間の脳が2つのモードを交互に行き来して活動しているからです。
- 集中モード→一つの情報に意識が向かい、必死に知識を取り込もうとする状態
- 緩和モード→リラックスし、頭にあるいろんな情報を結び付けようとする状態
つまり、勉強中は集中モードで、勉強していない時間は緩和モードにしておいた方が良いということです。
睡眠で学習効果を高める
睡眠の質を高めることなしには学習の質は高まらないみたいです。
本書を読んで、下記のような習慣がつくと良さそうだと感じました。
- 10分でもいいので昼寝をするor目を瞑ってボーッとする
- 勉強はキリの悪いところで終え、睡眠を挟む
- 寝る前に明日のtodoリストを書く
- 寝る時には復習用オーディオブックを聴く
- 睡眠時間を削って頑張るのはやめる
僕は夜型のフルタイムワーカーなので睡眠を犠牲にしがちですが、これをみると明らかにやめた方が良さそう、、という感じですね。
運動で記憶を定着させる
運動をすることで記憶の定着度合いが上がります。脳の血の巡りが良くなり、凝り固まった頭をほぐすはたらきがあるからみたいです。
とはいえ、そんなに激しい運動はする必要はありません。
下記のルーティンが良いみたいです。
- 勉強前に10分のランニング
- 勉強後に5分のウォーキング
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想をすると脳が緩和モードに切り替わります。
マインドフルネス瞑想は「呼吸に注意を向ける能動的な休憩」みたいなものですね。
瞑想については下記の本が分かりやすかったので、併せて読んでみると良いでしょう。
『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』まとめ

今回は、『超効率勉強法』について、実践しやすそうなテクニックを中心にまとめました。
本書ではさらに、
- やってはいけない7つの勉強法
- 上級者向けの勉強テクニック
- 地頭をよくするマインドセットとワーキングメモリ
についても書かれています。
なにか学びたいスキルがある人や、試験勉強をしている学生の人、読書に自己投資している人などは、一読の価値ありです。
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