こんにちは。ソウスケです。
『苦しかったときの話をしようか』を読むと自分をマーケティングし、戦略的に人生を設計していく方法がわかります。
「やりたいことがわからない」「このまま仕事を続けて良いか不安だ」という人におすすめの一冊です。
『苦しかったときの話をしようか』はどんな本?

この本は、USJを復活させたマーケターとして有名な森岡毅さんが将来に悩んでいる実の娘にあてて書いたメッセージがベースになっているようなんですね。
特定の一人に向けて書かれているためか、生々しくエモい一冊になっています。
この本のテーマ
この本のテーマは、サブタイトルの通り「働くこと・生きること本質」です。
- やりたいことがわからなくて悩む君へ
- 資本主義の本質とは?
- 自分の強みを見つける方法とは?
- 自分をマーケティングする方法とは?
- 自分の弱さとどう向き合うか?
といった内容です。
どんな人におすすめか?
『苦しかったときの話をしようか』は、次に当てはまる人におすすめです。
- やりたいことがない大学生
- キャリアに迷っているサラリーマン
- 漠然と将来に不安を抱えている人
『苦しかったときの話をしようか』で得た気付き

この本は森岡毅さんの過去のエピソードなどもある感動できる内容で、読み手によって感じ方は様々だと思います。
今回は、僕個人の意見にはなりますが、『苦しかったときの話をしようか』から得た気付きを書いていきます。
自分の軸を持ち挑戦を続けるべきこと
この本の主メッセージは、「自分の軸を持って挑戦し続けて欲しい」ということなんじゃないかと思います。
やりたいことがなくて悩んでいる人には、自分の軸がないといいます。
では、自分の軸を一貫して持つにはどうすればいいかというと、自分のことをよく知り、「宝物」となる自分の特徴を見つけることです。
自分の特徴が強みになる環境で戦っていけば、勝ち筋を見つけていくことができるという考え方ですね。
「成功は自分の強みによってしか生まれない」というのは印象的なフレーズでした。
どんな物事にも本質があること
森岡さんの他の著書でも強調されていたことなのですが、「物事の本質は何か?」と追求することが大事であるといいます。
ものごとは「事象→構造→本質」の順番で決定づけられるため、本質を理解できれば個別の事象も予測ができるという考え方です。
例えば、この本では資本主義の本質と構造について書かれています。
- 資本主義の本質は人間の欲望
- 欲望をエネルギーに競争させるという構造を持つ
- サラリーマンを働かせ、資本家が儲ける構造を持つ
といった感じですね。
このようなメタ的な視点をもつことができると、キャリア戦略も変わってくるのではないでしょうか。
自分の強みを見つけマーケティングすべきこと
自分の強みに気付くためには、自分がTの人・Cの人・Lの人のどれに当てはまるかを分析してみるといいとのこと。
これはなにかというと、下記の感じですね。
- Tの人→Thinking型。考える力が強み。
- Cの人→Communication型。人と繋がる力が強み。
- Lの人→Leadership型。人を動かす力が強み。
自分がどれに当てはまるのかわかったら、その強みを最大限使って仕事ができるよう「自分をマーケティング」していくのが良いといいます。
「こいつはこれが得意だから」とキャラ付けしておくことで、自分の得意分野に集中できるので、価値提供できる度合いが増すということですね。
これは、資本主義の本質を捉えているからこその行動な気がします。
『苦しかったときの話をしようか』まとめ

『苦しかったときの話をしようか』は、仕事に対する考え方を変えてくれる本でしょう。
僕自身、就活前にこの本に出会えればなあと感じています。
あなたもぜひこの本を読んで「どんな戦略でどんなスキルを身につけようか?」ということを考えてみてはいかがでしょうか。
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