どうも。ソウスケです。
ビジネスで結果を出している経営者達に読み継がれていると噂の「孫子」。
ぶっちゃけ僕は「孫子の兵法」なんて高尚すぎて手の届かないものだと思っていました。この本を読むまでは。
今回の記事では、そんな孫子の入門書『世界最高の人生戦略書 孫子』の読書感想文を書きます。
『世界最高の人生戦略書 孫子』の教え
僕が本書を読んで印象的だった部分、心に刻みたい部分を一部抜粋します。
勝てない相手とは戦わない
彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。
人生に時間が無限にあれば勝てない相手に挑みまくったらいいんですけど、大抵の人はそんなに負けてる暇はないです。
副業でブログ書いてる僕みたいなのは、限られた時間で結果を最大化しないといけないんですわ。
無駄死にしないことで、コスパよく戦うことができます。
ジムリーダーに勝てないなら、まずは手前の草むらで勝てる相手と戦った方がはやくゲームクリアできますよね。
世間から称賛がないくらいに余裕を持って勝つ
善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。故に善く戦う者の勝つや、智名なく、勇功なし。
日本人はついつい、苦労の末気合いでギリギリ勝利するっていう筋書きに憧れを抱きがちです。
しかし、そんな勝ち方よりも、涼しい顔して勝つことの方がよほど価値があります。
なぜかというと、再現性があるからです。
あなたが気合いで超頑張って勝利を得ても、それをマニュアル化できないですよね。
ビジネスで言うならば、気合いで頑張ってガムシャラに戦う人にビジネスの外注化はできないけど、余裕を持って勝てる仕組みを作れる人になら外注化ができます。
結果、より楽できるって言う。
有利とみたら一気にたたみかける
勢とは利に因りて権を制するなり。
有利・不利といった戦況を的確に判断して臨機応変に動くことが大事です。
チャンスを掴む行動力やフットワークの軽さ、チャンスをチャンスと理解する高い分析力・情報感度は大事にしていきたいところ。
特に個人でビジネスをやっている場合、機動力を生かした一点集中が大事なんじゃないかと思っています。
勝算がなければ撤退しろ
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而るを況や算なきに於いてをや。
攻めていたところを撤退するのは、正直勇気がいります。
サンクコストバイアスがかかってしまうからです。
口説けなそうな女の子ほどどんどんのめり込んじゃうし、時間をかけて作ったブログほど諦めがつかなかったりします。
そういったバイアスにとらわれずに、サクッと撤退する勇気はとても大事です。難しいけど。
『世界最高の人生戦略 孫子』で消耗しない人生を。

もちろん、ガムシャラに頑張ることは大事です。
ですが、全てをガムシャラに頑張れるほど人生長くありません。楽する努力なしに充実した人生はあり得ないんですね。
「孫子」からは、消耗せずに実のある努力をするための考え方を垣間見ることができました。
今回読んでみた『世界最高の人生戦略書 孫子』は、孫子に触れたことのない人でも非常に読みやすく作られています。
何を隠そう、僕もはじめて孫子を学びましたが、結構読みやすくて面白かったです。
こういった戦略的な思考は、ビジネスをやっている人はもちろん、賢く生きるためには非常に参考になりますよね。
ちょっとでも気になった人は、ぜひ本書を読んでみてください。読みやすいので、2~3時間くらいあれば読了します。
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