こんにちは。ソウスケです。
成功者だけが知っている人生の抜け道を知りたくはありませんか?
『サードドア』は、成功に続く第三の扉を開けた成功者にインタビューしていくという物語を描いた一冊。
この本はあなたが若ければ若いほどおすすめできます。これからの人生、自分らしく目標に向かって生きるための指針になるはずです。
- 「何者か」になりたい人
- 人生に迷っている若者
『サードドア(The Third Door)』はどんな本?

『サードドア』は、著者のアレックスバナヤン氏が「成功者はどうやって自らのキャリアをスタートさせたのか?」という疑問を持ち
- ビル・ゲイツ
- ウォーレン・バフェット
- レディー・ガガ
など誰もが知る成功者に対して実際にインタビューをするという挑戦を描いた物語です。
挑戦の過程に学びがある
本書は、よくある成功者の自伝みたいな自己啓発本とは少し違います。
これがこの本の面白いところだと思うのですが、挑戦の過程を描いている本なので、物語中に主人公が失敗しまくるんですよね。
加えて主人公が自分探しのために大学を辞めてしまうといった、わりと迷走している意識高い系っぽい感じもあり、等身大な視点があるのが学びになるなあという感じでした。
『サードドア(The Third Door)』の要約

サードドアの要点をまとめました。
成功したい僕らがまず最初にやるべきことは、なんとなくで行列に並んで人生を台無しにしない、ということになりそうです。
常に3つの入り口が用意されている
著者のアレックスバナヤン氏は本書で、「人生はナイトクラブのようなもの」で、常に3つの入り口が用意されているといいます。
- ファーストドア→正面入り口。長い行列に99%の人が並ぶ
- セカンドドア→VIP専用入り口。億万長者、セレブ、名家の人のみ利用できる。
- サードドア→必ずあるが、誰も教えてくれない成功の抜け道。
本書に登場する成功者に共通していることこそ、「サードドアをこじ開けた」ということなんです。
では、サードドアをこじ開けるために大切なことはどんなことなのでしょうか?
まずは行列を飛び出すことから
もっとも大事なのはこれ。
ファーストドアへの行列に並ばずに他の入り口を探すことが、サードドアを見つける第一歩になるというわけですね。
わかりやすいとこでいうと、お金稼ごうと思った時に99%の人間がサラリーマンというファーストドアへの行列に並ぶわけです。
ですがファーストドアに並んでしまうと、「自分らしさ」とか「大きな成功」などどはちょっと難しいですよね。
サードドアのこじ開け方に正解はない
本書ではサードドアを見事開けて成功者となった人にインタビューをしていきます。
本書を読んでいると「サードドアの開け方に正解はない」という身もふたもないことがわかりましたw
ですがそのなかでも、本書からは様々な教訓を得ることができます。
思うところはひとそれぞれなのでしょうが、たとえば僕は下記のような教訓があるなあと感じました。
- 失敗を糧に改善を繰り返すこと
- 他人の真似をしても勝てないこと
- 学ぶ姿勢がめちゃくちゃ大事であること
- まずは小さく信用を獲得するべきこと
『サードドア(The Third Door)』の書評まとめ

とても面白かったのですぐに読み終えてしまいました。自らの人生を内省し考えるきっかけになる一冊で、キャリアに迷っている社会人や学生さんに特におすすめです。
ただ「具体的な学びが得られない!」「参考にならない!」というレビューがある通り、正解を求める人にはおすすめできないかもしれません。
そもそもサードドアは「抜け道」だから、正攻法でいきたい人には向いてないんですね。正解を求める人間はサードドアを目指すよりもファーストドアに続く行列に並んだ方が良さそうです。
それでもサードドアをこじ開けたいのであれば、自ら思考して学び続けないといけない世界だということなんでしょう。
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